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「計量なら安心ですよね!」

2019.12.26

お知らせ

先日12/20に平塚市可燃ごみ回収担当ドライバーから業務部長宛にこんな報告が上がってきました。
可燃ごみ回収中に市民の方から「計量なら安心ですよね!」とお声かけ頂いたそうです。
当社のドライバー及び計量パッカー車に対して、このようなお声かけを頂き、誠にありがとうございます。

このお声かけ頂いたお言葉には、平塚市が一般家庭ごみの各家庭への個別回収の試験運用が開始※1した事をご存知な上、
近い将来、「ガス」・「水道」・「電気」と肩を並べて「ゴミ」というインフラも各個人・法人が
個別に計量されてその責任を負う時代が来ることを意識されたものと推測しております。
やはり平塚市は、全国的に見てもかなり早い段階で資源分別収集を開始した市という事もあって、市民の方の意識が高いです。

図1 可燃ごみ戸別収集の社会実験について

出典:平塚市 可燃ごみ戸別収集の社会実験について

 

ちなみにこの平塚市の資源分別収集ですが、平塚市による分別回収は「平塚方式※2」または「三者協調方式」と呼称されており、当社社長の島根が資源回収組合で理事長をしていた際に、自治体に相談を受けて組合と共に自治体と構築したものです。※一般廃棄物は国ではなく市町村が処理責任を有し、処理計画の策定と処理を実施しています。図2参照
当社社長の島根は、法人だけでなく自治体に対しても、こういった貢献をして参りました。

図2 廃棄物処理法における国、地方自治体、排出事業者の関係

出典:環境省 日本の廃棄物処理の歴史と現状

一方、神奈川県では、こんな取り組みがされています。

かながわプラごみゼロ宣言

「プラスチック製ストローやレジ袋の利用廃止・回収などの取組を、市町村や企業、県民とともに広げていくことで、2030年までのできるだけ早期に、リサイクルされない、廃棄されるプラごみゼロを目指します。また、こうした取組を通じて、SDGsを多くの方々に「実感」していただけることを期待しています。」

出典:神奈川県 かながわプラごみゼロ宣言

 

こういった取り組みは今後益々増加していくと考えております。

当社も様々な形でゴミを減らす取り組みを実施して参りました。

ごみを減らす取り組みには(モノの増減を確認するためには)、計量した数字が必要です。

我々の業界も、正確な数字をもって取り組む姿勢が必要な時代が始まっています。
当社では社長のビジョンのもと、正確な重量を計量できる計量パッカー車を既に導入済です。
当社社長の島根は、これからは「ゴミは目の前から消えればそれでよい」という時代ではなくなると考え、
早期に計量パッカー車の導入を実施してきたほか、全国に先駆けて計量平ボディ車(ピン型ロードセル)の開発をメーカーに依頼し、完成後、順次導入して参りました。
当社のお客様より、計量パッカーを用いた廃棄物排出データは予算管理や廃棄物の減量等に取り組む材料としても役立つ等、大変好評を得ております。

「計量なら安心ですよね!」

このお言葉は、近い将来、業界全体に広がっていくのではないでしょうか。

 

 

※1 2019.12.7~2021.3月迄、平塚市(大神・夕陽ヶ丘・立野町)の3地区にて、一般家庭の可燃ゴミの個別回収の試験開始

※2「平塚方式」とは
簡単にご説明すると、資源ごみ回収に民間企業を参入させる事で資源の有効回収と処分コストの低減を目指した制度です。
現在の平塚市の分別区分は、資源再生物・不燃ごみ・可燃ごみ・粗大ごみ・小型家電・剪定枝の6区分と設定されており、この中の資源再生物の収集については平塚市と民間業者(平塚市資源回収組合等[以降、資源回収組合と省略])が分担しています。
この内、平塚市はペットボトル及びその他プラスチックを収集し、資源回収組合はその他の再生資源物(古紙類、空き缶類、金属類、ビン、布類、廃食用油)を収集・資源化処理しています。
つまり集団回収※3をごみの分別収集体系の中に組み込んだ方式で、平塚市はこれを「三者協調方式」と呼称しています。

※3「集団回収」とは
民間の資源回収業者と市民団体の間で経済行為として行われてきた、民間の活動でありながらあたかも行政サービスの一部のように位置付けられている回収を指します。

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